革新的な治療技術

異常反応

異常反応の解体技術は、精神医療、メンタルヘルス界の革命です。
開発から5年以上が経過し、既に多くの実績を積み重ねています。異常反応の解体によって鬱病を根治させた人が、その技術を学び、治療家として成功を収めている例もあります。
修得には多くの知識の積み重ねが必要ですが、誰でもこの治療法をマスターできます。

一義流気功は、元々は普通の気功治療院でした。異常反応の解体が、その姿を大きく変革させる切っ掛けとなりました。
従来の治療法では、対精神・心の問題にはあまりに無力でした。鬱病の方もいらしていましたが、あまり良い結果は出ません。休息による自然治癒の足しになっているかどうか…… というラインにありました。結果が出ているのか、いないのか、因果関係がわかりません。つまり、治療による目覚ましい効果は出ていなかったのです。
ところが、異常反応の解体は常識はずれの結果をもたらしました。治療の直後に、目に見えて鬱病が改善していく例が続出したのです。数年・数十年、何をやっても駄目だった鬱病が、異常反応の解体によって初めて改善に向かう。こんな結果が、当たり前のように出ます。
技術の開発以来、5年以上が経過しました。これは一義流気功の中で、中核的な存在であり続けています。

異常反応の正体

異常反応とは、潜在意識にある不合理な恐怖心です。不合理とは、何ら脅威ではないものが、恐怖の対象になるという意味です。
大きな異常反応は、心の漠然とした不安感、ザワザワ感で実感されるケースが多いです。けれども本人には、その理由も正体も判りません。
胎児~二歳くらいの間に形成され、物心ついた時には、抱え込む量が決まっています。精神領域の5%未満がボリュームゾーンですが、20%を超えると精神の危うさが際立ち、日常生活にも支障が出てきます。通常のあらゆる心理療法、カウンセリング、感情の解放、認知療法では、異常反応に触れられません。瞑想や催眠療法でさえも、異常反応には届きません。
世界の殆どの人は、運悪く異常反応を多く抱え込んでしまえば、そのまま死ぬまで付き合っていかなければならないのです。

鬱病やパニック障害などの、精神疾患との関係性

鬱病やパニック障害、不安神経症、ノイローゼなど、精神疾患・トラブルで苦痛を抱える人は莫大な数になります。WHOでは、少なくとも世界で3億5千万人が鬱病を抱えていると見ています。
異常反応は、精神疾患とどう関係するのでしょうか? 異常反応が、直接、人間を鬱病などの病に追い込むケースはむしろ稀です。異常反応を大きく抱え込めば抱え込むほど、人は精神の耐久性と回復力を弱めます。鬱病やパニック障害に至る切っ掛けには、ほぼ必ず、心身への強いストレスがあります。直接の原因は、その精神的な圧迫であることが殆どです。
多くの方を見てきた経験上、異常反応5%未満の方は、そうそう簡単に病的なまでには追い込まれません。ストレスを受けて一時的に鬱っぽくなったとしても、休めばすぐに回復します。異常反応が10%台中盤あたりから、精神疾患にまで至ってしまうケースが増えてきます。そして回復力も鈍いために完治も難しく、再発を繰り返します。
異常反応の解体とは、鬱病やパニック障害などの精神疾患を、直接的に治すものではありません。耐久性と回復力を飛躍的に向上させて、結果としてそれらの改善と解決がもたらされるのです。
もしも異常反応の数値が低い方が、集中的なストレスによって鬱病を発症させたなら、休息によってかなりの改善が期待できます。しかし異常反応を大きく抱えた方は、異常反応の解体なしに、真の解決は有り得ません。
異常反応の解体を経ない「鬱病が治った!」という事例も、PR上では多く見受けられます。これは治ったというよりも、鬱病ではない異常な姿に移っただけというケースが殆どです。そういう方は、目つきが夢見がちであったり、脅えで泳いでいたりといった明確な特徴があります。確かに鬱状態ではないのですが、おかしいものはおかしいので、言動に異常性が出ます。自身で鬱病を完治させたと自負するある治療家も、やはり例外ではありませんでした。

異常反応については、既に多くの実績があります。「異常反応 気功」と検索して頂くと、ブログで自身の体験を綴った記事もヒットしてきます。
また書籍「知るだけで防げる「うつ」の本」に、異常反応を詳しく書いています。動画でも解説していますので、どうぞご覧になってください。